日本遺産「薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群(麓)を歩く~」

更新日:2023年03月27日

上空から撮影された、山の手前に城跡が見える写真

 日本遺産とは、各地域の文化・伝統を語るストーリーを日本遺産として文化庁が認定し、ストーリーを語る上で欠かせない、魅力ある有形・無形の様々な文化財を総合的に活用し、情報発信を行うことなどにより、地域活性化を図ろうとするものです。

1 ストーリーのタイトル

薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~

2 構成自治体(1県9市)

鹿児島県、鹿児島市、出水市、垂水市、薩摩川内市、いちき串木野市、南さつま市、志布志市、南九州市、姶良市

3 認定年月日

令和元年5月20日

4 ストーリーの概要

 勇猛果敢な薩摩武士を育んだ地、鹿児島。江戸時代、薩摩藩は、外敵からの攻撃に備え、本城である鹿児島城を中心とし、県内各地に外城(とじょう)を配置し、武士団を住まわせていました。
 これは外城制度(とじょうせいど)と呼ばれ、薩摩藩独自の体制でした。
 現在、鹿児島市の鹿児島城跡を中心に、外城の中心地である麓(ふもと)と呼ばれる武家屋敷群が、県内各地に数多く残されています。
 麓は防御に適した場所に作られ、門と玄関の間に生垣を配置するなど、まるで城のような構造を持っていました。そこでは武士達が心身を鍛え、農耕に従事し、平和な世にありながら武芸の鍛錬に励みました。
 本城の鹿児島城跡や外城の武家屋敷群を歩けば、薩摩の武士達の往時の生き様が見えてきます。

5 本市の構成麓と構成文化財

入来麓、清色城跡、旧増田家住宅、かやぶき門、元村諏訪神社の例祭に伴う芸能、入来温泉、諏訪温泉、入来郷土館収蔵資料、里麓、亀城跡、里の武者踊、手打麓、津口番所跡、武士踊

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