令和8年度 サンデーリレー市役所のしごと

更新日:2026年04月12日

寺山公園の桜

このコーナーでは、市役所の仕事をより身近に感じていただくため、幹部職員が交代で市政の方向性や政策の背景、業務の意義や思いをわかりやすく発信します。組織の透明性を高め、市民との信頼関係の構築につなげることを目指します。
なお、掲載した内容は掲載時点での取り組みで、変更となっている場合もありますのでご了承ください。

第2回 (令和8年4月12日掲載)地域に寄り添い、未来へつなぐまちづくり 建設政策課

第1回 (令和8年4月5日掲載)向上心と知足 ~リニアからサーキュラーへ~ 市長

第2回 地域に寄り添い、未来へつなぐまちづくり ―建設政策課―

建設政策課は、河川や公共空間の整備を通じて、市民の皆さまが安心して過ごせる場所づくりを進めています。近年は、道路や河川、港湾などの社会基盤を「つくる」だけでなく、人が集い、交流が生まれる空間として「生かす」視点を大切にしています。その象徴的な取り組みが、平佐西地区の川内川沿いに整備した「平佐リバーパーク」です。本広場は、かわまちづくりの一環として整備を進め、令和7年に愛称が決定しました。そして4月28日にはオープニングセレモニーを開催し、地域の新たな憩いの場として利用が始まります。

広場内には、ピクニックやパークゴルフを楽しめる芝生広場、野球やサッカー、グラウンドゴルフなどに利用できる多目的広場を整備しています。駐車場やトイレもあり、幅広い世代の方が気軽に訪れることができる場所です。今後は堤防上へソーラー照明灯の設置も予定していて、夕方や夜間の散歩などにも安全に利用できる環境が整います。平佐リバーパークの管理は、平佐西地区コミュニティ協議会が行う予定で、利用の相談にも対応します。

こうした公共空間の整備に加え、本課は、川内川、南九州西回り自動車道、国・県道、川内港など、さまざまな暮らしを支える施設を国や県と連携して整備し、地域の未来に向けた基盤づくりを進めています。また、道路や河川の傷み、草木の繁茂など、身近な困りごとや土地の境界・地籍調査の相談にも対応しています。

これからも地域に寄り添い、地域の魅力を育てるまちづくりに取り組んでいきます。

令和8年4月12日 建設部 建設政策課長 堀之内利行

平佐リバーパーク

第1回 向上心と知足 ~リニアからサーキュラーへ~―市長―

高校時代に出会った「向上心」と「知足(足るを知る)」という二つの言葉が、ふとした折に頭の中をよぎります。「向上心」は夏目漱石『こころ』に登場し、「知足」は森鷗外の『高瀬舟』のテーマのひとつとされています。

時代も背景も違いますが、その中にある人の心のあり方が、地方自治に向き合う姿勢と重なる瞬間があります。

わが国の人口は、1945年には約7,200万人でした。そして、2008年には最高の1億2,808万人に達し、実に63年間で5,608万人(約78%増)の増加となりました。しかし、今は減少の局面にあります。令和の時代は人口が自然に増える保証がない時代に入っています。

ダーウィンは進化論の中で「最も強いものが生き残るのではなく、変化に最もよく適応したものが生き残る。」と述べました。適応とは、代謝(循環)力と持続力だと考えます。

わが国は、すでに大量生産・大量消費・大量廃棄のリニアエコノミー(直線型経済)から、資源を循環させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)へ転換の時代に立っています。

地方自治においても、現在と未来への適応力が求められています。それは、地球環境の有限性に気づき、SDGsの「社会・環境・経済」の視点を共有し行動することです。未来へ挑む「向上心」と、今ある価値に目を向ける「知足」の心——その両方を束ねた考え方が大切だと感じています。

令和8年度、鹿児島弁の「アッタラシカ」に改めて注目したいと思います。古語の「あたらし」は“惜しい、もったいない”の意。物を大切にする心は、薩摩川内に連綿と息づく文化であり、私はこのことを誇りに思います。

令和8年4月5日 薩摩川内市長 田中 良二

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