令和5年度薩摩川内SDGsチャレンジシンポジウム~私たちのまちから持続可能な暮らしの実現へ~を開催しました!
本市は、SDGs及びカーボンニュートラルの達成に向けて、「薩摩川内SDGsチャレンジ」を合言葉として各種取組を進めており、市民の皆さんが実施されたSDGsの取組を広く発信し、SDGsチャレンジの取組の裾野を拡大するため、令和6年3月9日にSDGsチャレンジシンポジウムを開催しました。
本シンポジウムでは、SDGs推進の第一人者である蟹江教授(慶應義塾大学大学院)による基調講演の他、市内事業者4者によるSDGsの取組の紹介、第36回全日本マーチングコンテストで金賞を受賞した川内北中吹奏楽部による演奏などが行われました。
シンポジウム概要
シンポジウム
- 挨拶 薩摩川内市長 田中良二
- 基調講演 慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授
- 報告 地域おこし協力隊 荒木久美子隊員、FMさつませんだい 河田栄一郎さん
- 絵画コンクール表彰式
- 事例紹介1 さつま川内未来ライオンズクラブ 東原真由美さん
- 事例紹介2 株式会社FRONT-A 福永幸央さん
- 事例紹介3 京セラ株式会社鹿児島川内工場 総務人事本部 小濱みおさん
- 事例紹介4 川内商工高等学校 戸次由梨香さん、渡邊未来さん
- トークセッション
- クロージングイベント 川内北中吹奏楽部の皆さん 指揮 宇都遼介さん
薩摩川内SDGsチャレンジパートナーブース
「薩摩川内SDGsチャレンジパートナー」に登録されている企業・団体様のSDGsに関する取組の紹介ブースを設けました。
展示ブース
絵画コンクール応募作品、市民勉強会(チャレンジスクール)など市の各種取組をご紹介し、多くの方にご覧いただきました。
令和5年度薩摩川内SDGsチャレンジシンポジウム~私たちのまちから持続可能な暮らしの実現へ~
開会
チャレンジストーリーライター 泊亜希子さん
総合司会
総合司会は、SDGsチャレンジストーリーのライターでもある泊さんが行いました。
挨拶「サーキュラー都市の実現を目指して~SDGs未来都市薩摩川内市の挑戦シナリオ~」
講演中の田中市長
サーキュラー都市の実現に向け、社会・経済・環境の3側面においての取組概要について説明がありました。その中で、“チーム薩摩川内チャレンジ”として、市民の皆さんと一緒になってSDGsに取り組むための機運づくりとして、「知る」・「考える」・「行動する」・「伝える」ことが重要であることが示されました。
【アーカイブ配信1】令和5年度 薩摩川内市 SDGsチャレンジシンポジウムあいさつ「サーキュラー都市の実現を目指して」薩摩川内市(薩摩川内市田中市長)
基調講演「ゲームチェンジャー大募集!後半戦に入ったSDGsの主役はあなただ!」
講演中の蟹江教授
SDGsの取組後半戦において、ゲームチェンジャーの存在が重要であり、民間の動きを活性化させる必要性があるとご説明いただきました。また、目標達成に向け変革を起こすには、SDGsをわかりやすく伝え、取組を宣言・登録・認証することで広げ、見える化で達成度を測るなど、取り組んでいるところを認め、仲間となり応援していくことが大切であると示されました。
【アーカイブ配信2】令和5年度 薩摩川内 SDGsチャレンジシンポジウム基調講演 後半戦に入ったSDGsの主役はあなただ!」(慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授)
報告「今日から一緒に薩摩川内SDGsチャレンジ!」
講演をする荒木隊員(左)と河田さん(右)
FMさつませんだいやSNSでの情報発信、出前講座などの活動をご紹介いただきました。SDGsに取り組む際は、自分ごとにする、無理せず楽しくやる、みんなで一緒に取り組むことが大切であり、身の回りでできることから実践し、「知る」・「考える」・「実践する」・「伝える」の循環をつくることが重要であるとお話いただきました。
【アーカイブ配信3】令和5年度 薩摩川内市SDGsチャレンジシンポジウム報告「今日から一緒に薩摩川内SDGsチャレンジ!」( 地域おこし協力隊荒木隊員FMさつませんだい河田さん)
小中学生SDGs絵画コンクール表彰式

田中市長と表彰を受けた生徒の皆さん
「私が取り組みたいSDGs」をテーマに、令和5年に実施したSDGs絵画コンクールで優秀な成績を修めた6名を表彰しました。
最優秀賞
梶尾 花莉さん(川内北中学校)
優秀賞
迫田 夕凪さん(入来中学校)
島津 葵さん(川内南中学校)
三本 新さん(川内南中学校)
二ノ宮 晴琉さん(水引小学校)
堤 葉瑠さん(高来小学校)
絵画コンクール出展作品の展示の様子
また、絵画コンクールに出展いただいた25作品は会場に展示し、多くの方が絵画を鑑賞していました。
【アーカイブ配信4】令和5年度 薩摩川内市SDGsチャレンジシンポジウム小中学生絵画コンクール表彰式
報告「薩摩川内SDGsチャレンジパートナーの事例紹介」
事例紹介1「出来る人が出来るところで出来ることを~古本募金・ヘアドネーションを通じて考える自分たちができる取組」
講演中の東原さん
奉仕団体の取組として、子どもの笑顔プロジェクト「こどものみらい古本募金」「ヘアドネーショントライアングル作戦」をご紹介いただきました。さまざまな場面で関わってくださる方全員が“ワンチーム”として、いつも笑顔で活動することを大切にされているとお話いただきました。
事例紹介2「コラボで社会課題に挑む~閉校から生まれる価値創造プロジェクト~」
講演中の福永さん
閉校した学校を野球の屋内練習場として再構築した事例をご紹介いただきました。解体材は学生の実習に利用し、竹バットの製作で竹林整備、ボールの再生で障がい者雇用創出の一助を担っており、ストーリー性をもって取り組むことが共感の連鎖を生み、社会課題の解決につながると示されました。
【アーカイブ配信6】令和5年度 薩摩川内市SDGsチャレンジシンポジウム事例紹介2「コラボで社会課題に取り組む~閉校から生まれる価値創造プロジェクト~」(株式会社FRONT-A福永さん)
事例紹介3「続けることは変化に対応すること~性別に関係なくチャレンジできる環境をつくる持続可能な企業活動~」
講演中の小濱さん
ダイバーシティ推進について、現場の意見や要望を経営トップに具体的提言を行う体制や、社員の能力向上・社内環境の改善を目的としたセミナー開催などの取組をご紹介いただきました。その中で、子どもを持つ女性の仕事の幅も広がり、勤続年数も変わってきたとお話いただきました。
事例紹介4「薩摩川内市の魅力やひとりひとりの思いを大切に~コンソーシアムSHOKOを通じてわたしたちが感じた地域や人とのつながり~」
講演中の戸次さん、渡邊さん
産学官による地域協働事業「コンソーシアムSHOKO」について、総文祭やかごしま国体での竹のモニュメント制作など、各種取組をご紹介いただきました。地域との連携・協働により、自分たちが住むまちの課題解決や魅力発見につながり、多くの人と関わることで成長を感じる経験だったとお話くださいました。
トークセッション「薩摩川内市でSDGsチャレンジを広げていこう!」
各登壇者の講演・報告・事例紹介をもとに、それぞれの取組の原点や課題、気づきなどについて共有しました。また、今後の展望を示すことで、継続的かつ広がりのある取組への横展開と、SDGs目標年次の後半戦に向け、蟹江教授よりアドバイスをいただきながら、「薩摩川内SDGsチャレンジ」の成長と成熟を目指す取組を継続していく決意を新たにしました。
トークセッションの様子(全体)
蟹江教授
田中市長
東原さん
福永さんと小濱さん
戸次さんと渡邊さん
【アーカイブ配信9】令和5年度 薩摩川内市SDGsチャレンジシンポジウムトークセッション「薩摩川内SDGsチャレンジを広げてい広げていこう!」
クロージングイベント

演奏をする川内北中吹奏楽部のみなさん
演奏の合間に身近にあるSDGsについてMCをする吹奏楽部のみなさん
【アーカイブ配信10】令和5年度 薩摩川内市SDGsチャレンジシンポジウムクロージングイベント 川内北中学校吹奏楽部
閉会

シンポジウムの最後に撮影した集合写真
【アーカイブ配信】令和5年度 薩摩川内市 SDGsチャレンジ シンポジウム 全編
薩摩川内SDGsチャレンジパートナーブース
「薩摩川内SDGsチャレンジパートナー」に登録されている企業・団体様のSDGsに関する取組の紹介ブースを設けました。
出展くださった企業・団体
・花王株式会社
・九州電力株式会社
・京セラ株式会社 鹿児島川内工場
・薩摩川内市社会福祉協議会
・さつま川内未来ライオンズクラブ
・株式会社久永
・樋脇精工株式会社
・株式会社FRONT-A
・ロードエンタープライズ株式会社
・株式会社ワット
・株式会社ユーラスエナジーホールディングス
更新日:2024年03月19日