各種がん検診・健康診査のご案内

更新日:2025年01月24日

 本市では、健康に関する各種保健事業を実施しています。ご不明な点は、川内保健センターにお問い合わせください。

がん検診・腹部超音波検診・骨粗しょう症検診

 現在、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代になっています。【本市のがんによる標準化死亡比(注1)は、がんの種類によっては全国の数値より高い傾向にあります。】

残念ながら、規則正しい生活習慣を送るだけでは、完全にがんを防ぐことはできません。そこで必要になるのが定期的ながん検診です。がん検診は、早期のがんを発見する手段としてとても有効です。早期がんというのは、2センチメートルくらいまでをさすので、1~2センチメートルのうちにがんを見つけ、治療することが大切です。がんが1~2センチメートルになるにはたったの1年半。だから年1回がん検診を受診することが必要になるのです!

 自分自身のため、家族のためにも年に1回はがん検診を受けましょう。

【参考:がんによる標準化死亡比(SMR) 平成30年-令和4年】 全国:100

赤文字は、国の数値より高いもの​​​​

がんによる標準化死亡比(SMR) 平成30年-令和4年
  男 性  女 性
がんの種類 大腸 大腸 子宮
薩摩川内市のSMR値 59.5 100.4 101.1 86.3 94.5 84.4 110.5 90.8
令和4年度 検診受診率 5.5 10.4 14.4 4.5 12.7 17.3 14.6 18.6

(注1)標準化死亡比とは:標準化死亡比は、基準死亡率(人口10万対の死亡数)を対象地域に当てはめた場合に、 計算により求められる期待される死亡数と実際に観察された死亡数とを比較するものである。 国の平均を100としており、標準化死亡比が100以上の場合は国の平均より死亡率が多いと判断され、100以下の場合は死亡率が低いと判断される。

検診内容

 

申込制(受診希望の申込みをされた方へ受診票が届く検診)

検診名 対象者 検査方法

検診方式

個人負担金

胃がん検診

40歳以上の男女 胃部X腺検査 集団 1,000円
大腸がん 検診 40歳以上の男女 便潜血2日法

集団

郵送

600円
子宮がん 検診 20歳以上の女性 子宮頚部細胞診(LBC法) 集団 1,000円
20歳以上の女性 子宮頚部細胞診(LBC法)

医療機関

1,500円

乳がん検診

40歳代の女性 マンモグラフィ(2方向) 集団 1,700円
50歳以上の女性 マンモグラフィ(1方向) 集団 1,000円
40歳以上の女性 マンモグラフィ(2方向)

医療機関

1,800円
腹部超音波検診

40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の男女

超音波検査 集団 1,500円
骨粗しょう症検診

40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の女性

超音波による骨量測定 集団 600円

乳がん検診(超音波検査)は集団検診会場で、30歳~49歳の女性を対象に、全額自己負担(4000~5000円程度)で受診することができます。医療機関では、30歳~49歳以外の方も受診可能です。

通知制(対象者全員に受診票が届く検診)
検診名 対象者 内容

検診方式

個人

負担金

肺がん検診

40歳以上の男女

胸部X線撮影法 集団 500円

40歳以上の男女で、身体障害者手帳の1級に準ずる手帳をお持ちの方で、かつ、自力で検診車の乗り降りができない方

胸部X線撮影法

医療機関

(要申込)

1,300円

前立腺がん

検診

50歳以上の男性

PSA検査【血液検査】

(前立腺特異抗原検査)

医療機関 1,000円
  • 50歳以上の肺がん検診受診者で喫煙指数600以上の方は喀痰検査を受診することができます。(自己負担金1,000円)
  • 法の改正等により、実施内容等を変更する場合があります。

検診の申込方法及び通知方法

対象者には前年度の末(1月下旬)に一括申込票を送付します(期限内にお申し込みください)。 申し込まれた方には、各検診の実施日前に案内の文書(兼受診票)が届きます。受診の際は必ず受診票をご持参ください。

本市のがん検診への取り組み

自己負担の一部を補助します

全額自己負担で受診するのに比べ、少ない自己負担で受診できます。また、下記1.~4.に該当する方は検診料が無料になります(手続きは不要です)。

 1.後期高齢者医療資格対象者     2.生活保護世帯     3.市民税非課税世帯       4.1年生検診対象者

令和6年1月1日以降、本市に転入され、前住所地で市民税非課税世帯だった方は、『前住所地の「令和6年度課税証明」』を世帯員全員分お取り寄せの上、事前に川内保健センターでお手続きされますと、負担金は無料になります。

1年生検診

各種がん検診において、初めて検診の対象となる年齢の方は、『1年生検診』として、検診料が無料となります。

  • 胃がん・大腸がん・肺がん検診:年度中に40歳になる男女
  • 前立腺がん検診:年度中に50歳になる男性
  • 乳がん検診:年度中に40歳になる女性
  • 子宮がん検診:年度中に20歳になる女性

個別検診の実施

  • 大腸がん検診:集団検診か郵送検診か選択できます。どちらも採便による検査で、検診の種別によって採便の提出方法が異なります。集団検診は検診日に保健センター等の検診会場に直接採便を提出します。郵送検診は指定の期間中に病院に郵送で採便を提出します。
  • 子宮がん検診・乳がん検診:集団検診か病院検診か選択できます。
  • 肺がん検診:身体障害者手帳の1級に準ずる手帳をお持ちの方で、かつ、自力で検診車の乗り降りができない方は、医療機関で受診できます。但し、検診実施前に申込みが必要です。
がん検診等詳細については、下記のデータをご覧ください。
もし、がんになってしまったら…【がん患者に対する助成事業】

その他の検診【肝炎ウイルス検診・一般健康診査・歯周病検診】

申込制(受診希望の申込みをされた方へ受診票が届く検診)
検診名 対象者 内容 検診方式 個人負担金

肝炎ウイルス検診

(血液検査)

40歳以上の男女(過去、肝炎ウイルス検診を受けたことがない方)

B型+C型

医療機関 800円

40歳以上の男女(過去、肝炎ウイルス検診を受けたことがない方)

B型のみ

医療機関 500円

40歳以上の男女(過去、肝炎ウイルス検診を受けたことがない方)

C型のみ

医療機関 700円

一般健康診査

40歳以上で、各種医療保険に加入していない者

問診・身長・体重測定・診察・血液検査・検尿・心電図検査

医療機関 無料

【申込方法】

肝炎ウイルス検査:当該年度に40歳になる方で肝炎ウイルス検査未受診者には、事前に案内を送付します。通知内容にそってお申し込みください。(40歳以上の検査未受診の方には、広報誌にて申込時期をお知らせしますのでご確認ください。) 

一般健康診査:対象者へ事前に案内を送付します。

通知制(対象者全員に受診票が届く検診)

検診名 対象者 内容 検診方式 個人負担金
歯周病検診 20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳の男女

・口腔内検査

・歯科保健指導

医療機関 無料

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 市民健康課(川内保健センター) 健康企画グループ
〒895-0055 西開聞町6-10
電話番号:0996-22-8811 ファックス番号:0996-22-8038
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