広報薩摩川内10月通常版 キジカケル突撃レポート~ふるさと納税を知ろう編~

更新日:2025年10月08日

いざキジカケル

本市のふるさと納税事業で寄附された寄附金は何に使われているんだろう。本市ならではの寄附金の使い道って。返礼品としての人気の商品は何だろう。

そんな疑問を解決するため、今回は、本市のふるさと納税の現状について紹介します。

ふるさと納税って?

自分のふるさとや応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄附ができる制度です。寄附する際は、自治体が取り組むまちづくりや災害支援などの課題に対して、使い道を指定できます。
一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税や住民税から控除されますが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2000円を除いた全額が控除の対象となります。
(注意)確定申告は、ワンストップ特例制度が適用される場合は不要です。
ふるさと納税の仕組み図

令和6年度の寄付金額は?

29314件、5億2587万4600円の寄附を頂きました。

寄附金額の紹介

ちんこだんごや豚味噌などの本市の特産品を3 品以上詰め合わせた福袋が一番多く選ばれた返礼品だったんだって!
よろこぶキジカケル君の画像

ふるさと納税は使い道を指定できるんです

ふるさと納税では「子育て支援事業に使ってほしい」「観光客を呼び込んで、まちを賑やかにしてほしい」など使い道を決めて寄附をいただいています。

本市では、その一つ一つの思いを大切に受け取り、それぞれの事業に生かしています。

寄附金の使い道

使い道 金額
1 自治体におまかせする 1 億7350 万3500 円
2 子育て支援 1 億4653 万7100 円
3 観光交流 8080 万3500 円
4 地域づくり政策 3546 万3500
5 甑島医療 2097 万8000 円
6 感染症対策 2066 万9000 円
7 雇用政策 1281 万1000 円
8 学校進路応援事業 1154 万3000 円
9 スポーツ振興 804 万7000 円
10 移定住政策 668 万2000 円
11 地区コミュニティ協議会活動事業 564 万7000 円
12 川内駅コンベンションセンター 209 万6000 円
13 令和6年度能登半島地震 71 万9000 円
14 指定なし 37 万5000 円
熱血キジカケル君

令和6年度のふるさと納税寄附金の使い道を一部紹介するよ
本市では、子ども医療費の窓口負担をゼロにするなど、多くは子どもたちのために活用しているんだ!

寄附金の使い道:子育て支援 1億4653 万7100 円

主な活用事業

子どもたちのイラスト

子ども医療費助成事業 1 億6028 万1870 円

「自治体におまかせする」を指定した寄附金からも充当しています。

子どもの健康を保持し、健やかな成長に寄与するため、18 歳までの子どもの医療費を全額助成しました。

寄附金の使い道:感染症対策 2066 万9000 円

主な活用事業

お薬や注射のイラスト

感染症等予防事業 1035 万8906 円

感染症予防のため、定期予防接種や任意予防の事業を行いました。

寄附金の使い道:地域づくり政策 3546 万3500 円

主な活用事業

自治会であつまるイラスト

自治会育成事業 1777 万3625 円

市内自治会に運営を支援するための交付金を交付しました。

寄附金の使い道:スポーツ振興 804 万7000 円

主な活用事業

スポーツのイラスト

競技スポーツ推進事業 403 万3002 円

市民の皆さんが九州、全国大会に出場する際に、交通費や宿泊費を補助し、スポーツ合宿の誘致・受け入れを行いました。

寄附金の使い道:移定住政策 668 万2000 円

主な活用事業

空家のイラスト

地域の空き家を利活用し、賃貸住宅として、回収・家財道具処分をしたものに対し、補助を行いました。

その他の使い道
旅行誘客事業 4049万7161円
甑島地域診療所医療従事者等確保事業 943万6000円
雇用対策事業費 915万2652円
定住支援センター運営事業  225万890円
定住促進補助事業 194万8000円
市民活動支援事業 185万8000円
国保直営診療所特別会計繰出金事業 107万7770 円
商工観光施設管理事業 105万475円
コミュニティ推進事業 97万2168円
奨学金返還支援事業 48万3000円

本市の特色ある市の取り組みを紹介

市の担当者のイラスト

市の担当者に聞きました

「本市ならではのふるさと納税」の魅力はありますか?

本市では、寄附金の使い道として、市内48の地区コミュニティ協議会が選択できます。出身の地区や応援している地区などを直接指定できるので、各地区の活動に直接活用することができます。

実際に、寄附金を活用した地区コミュニティ協議会もあり、感謝の声を頂いています。

1.地区コミュニティ協議会への支援

地区コミュニティ協議会を指定された寄附金は、地区の特性や資源を生かした地区の活性化のための事業に活用しています。

藤本滝の写真

地区コミュニティ協議会会長の声

藤本地区コミュニティ協議会では、いただいた寄附金を藤本滝公園の整備をするために大切に使わせていただいています。本当にありがとうございます。

2.生徒・学生を応援できます

市内にある7つの学校で次世代の人材を輩出する学校の教育環境の充実を図るために使用します。

  • 鹿児島純心大学
  • ポリテクカレッジ川内
  • 川内看護専門学校
  • 川内高等学校
  • 川内商工高等学校
  • 川薩清修館高等学校
  • れいめい高等学校

川内看護専門学校の活用

看護師の役割や在宅看護を学ぶとともに、離島の医療体制や生活環境、地域との関係づくりを行っています。それらを通じて、甑島での勤務を具体的にイメージし、看護師不足の解消につなげることを目的として、甑島で地域看護を体験する実習を実施しました。
 

支援をいただいた学校からの声

地域の皆さんの温かいご協力により、人とのつながりや優しさを実感する、深い学びの機会となりました。

3.市民の皆さんもできる 災害支援寄附金受付中

令和7年の大雨災害により、大きな被害が発生し、その復旧のための寄附を受け付けています。
返礼品はありませんが、市民の方も対象となります。1日も早い復旧・復興のため、温かいご支援をお願いします。

6月大雨被害

6月大雨被害:85万2000円

8月大雨被害

8月大雨被害:85万2000円

本市の約1500種類の 返礼品から納税額上位 ジャンルを紹介

返礼品の納税額ジャンルは、1位:うなぎ、2位:黒豚、3位:飲料水、4位:焼酎、5位:甲冑でした。

返礼品から納税額上位ジャンル

市公式YouTubeチャンネル【コネクトさつませんだい】では、市長が返礼品や寄附金の使い道について紹介しています。ぜひご覧ください。

ふるさと納税返礼品アワード

本市では、市内の経済団体と協力し、返礼品の開発に対する意欲の高揚やより良い返礼品の創出などを目的に、ふるさと納税返礼品アワードを行っています。
令和6年度の返礼品アワードを受賞した返礼品を紹介します。

ふるさと納税返礼品アワードの写真
  • お楽しみ袋A賞
  • 黒豚角煮まんじゅう
  • 本格芋焼酎「BEYOND GODAI」
  • 黒豚ロース肉の味噌漬け
  • 和紅茶ティーバッグ・リーフ飲み比べセット
  • 黒豚お徳用切り落とし
  • 九州産うなぎ蒲焼
  • きびなご塩干

ふるさと納税納税額拡大のための本市の取り組み

1.イベントでのPR

イベントでPRしている写真

イベントなどで本市のことをもっと多くの人に知ってもらうために、歴史や文化、自然の豊かさ、地域の背景にあるストーリーなどを紹介するとともに、SNSを利用した人気返礼品や新規返礼品のPR、市内外で試食や体験会など、魅力発信を行っています。

2.勉強会

勉強会の様子の写真

ふるさと納税サイトを運営する大手企業から講師を招き、人気の返礼品の傾向や返礼品開発の手法、PR方法を学んでいます。

本市の魅力を広めるご協力を

ふるさと納税をしていただいた方により良い返礼品を届けられるよう、地域の事業者などと研さんしながら、商品開発などの意見交換を行っています。また、ふるさと納税が増えることで、市のさまざまな事業に活用できるほか、地域経済の活性化につながります。市外の知り合いに、ふるさと納税のPRをしていただけるとありがたいです。

薩摩川内市の画像

ふるさと納税については、下記ページからご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

未来政策部 秘書広報課 企画総務・広聴広報グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570
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